- stera pack(ステラパック)ってなに?
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豊富なキャッシュレス決済に対応したオールインワン端末。初期費用0円、サブスク型で決済手数料も安い優れたサービスです!
こんにちは、ヒロです。
わたしはキャッシュレス決済の営業を5年間しているのですが、これまで見てきた多数のサービスの中で優秀だなと感じるキャッシュレス決済サービスをご紹介します。
お店を経営していてキャッシュレス決済サービスをお探しの人は、ぜひ参考にしてみてください。
- お店を経営していてキャッシュレス決済の導入を検討中の人
- 色々と置くのはイヤ、できるだけシンプルにまとめたい人
- 決済手数料をできるだけおさえたい人
おすすめの決済サービス【stera pack(ステラパック)】とは
おすすめしたいキャッシュレス決済サービスがこちら、【stera pack(ステラパック)】です。
SMBC GMO PAYMENT株式会社が提供しており、端末1台で何でもできてしまう非常に優れたサービスです。
このstera paskのメリット・デメリットを解説しますので、しっかりと理解したうえで導入を検討してみてください。
stera packのメリット5選
まずはstera packのメリットから紹介します。メリットは以下の5選です。
- オールインワン端末「stera terminal」がシンプルで使いやすい
- 導入しやすい決済手数料
- 販促・集客アプリが充実
- 端末費用0円
- 入金サイクルは月2回or6回
順番に解説します。
オールインワン端末「stera terminal」がシンプルで使いやすい
この「stera terminal」という端末1つで、あらゆるキャッシュレス決済に対応できます。
- クレジット/デビット/プリペイド(タッチ決済も可)
- 電子マネー
- QRコード
上記のような主流のキャッシュレス決済には一通り対応できますので、これ1台あれば十分です。
端末はお客様用と店舗用の2画面設計となっているため、機器の向きを変える必要がないだけではなく、お客様のカードも預かることなく接触機会を最低限に済ませることができます。
オートカッター付プリンタも内蔵されているのでレシートの印刷も可能。
これ一台ですべてが処理できる、まさに理想的なオールインワン端末です。
導入しやすい決済手数料
キャッシュレス決済端末を導入するうえでネックとなってくるのが決済手数料ですが、stera packは手数料もかなり安いです。
決済手数料はVisaとMastercardが初年度なんと2.70%。通常3.24%が多い中で、2.70%はかなり安いといえるでしょう。
またその他クレジットや電子マネー、QRコード決済の手数料は3.24%となっており、どの決済手数料も業界最安水準。長く利用するほど抑えられる費用が大きくなります。
さらに医療・クリニック向けのプランでは、なんと手数料が1.50%まで下がります。(一部ブランドのみ)
破格の手数料で利用できるうえに、医療事業者用アプリ「おまとめ診察券byGMO for stera」が標準搭載。診察券をスマホへ一元化し、QRコードで来院受付することで受付業務が削減できる便利なアプリが利用可能です。
医療事業者の人はぜひチェックしてみてください。
\医療従事者は決済手数料がさらにお得! /
販促・集客アプリが充実
stera packには会員証発行やクーポン配布、顧客管理などの集客・販促機能が満載の「おみせポケット」というアプリが標準搭載されています。
また端末にはAndroidOSが採用されており、スマートフォンと同じ感覚で専用マーケットプレイス「stera market」からアプリをインストールすることで、さらなる機能を追加することが可能です。
- 集客・プロモーション
- データ管理・分析
- 業務効率化
上記のような様々な課題を、この端末1台で解決することができます。
キャッシュレス決済以外の機能もお求めの人にはピッタリの1台ではないでしょうか。
※一部有料サービスもございます。
端末費用0円
これだけの優れた端末を、なんと初期費用0円で導入できます。
さらに修理・交換も無料で対応可能。(加盟店側に過失がない場合)
こんな便利なオールインワン端末が0円で導入できるなんて、いいんですかSMBCさん!
と言いたくなりますが、やはりそこまで甘くはなかった。
デメリットは後述しますが、別途サービス料が毎月かかります。
初期費用がかからない一方で固定費が毎月発生しますので、お店の売上と比較しながら十分にご検討ください。
入金サイクルは月2回 or 6回
キャッシュレス決済を導入するうえで重要な入金サイクルですが、stera packでは「月2回」か「月6回」から選択可能です。
月2回でも「15日後払い」か「2営業日後払い」のどちらかから選べますので、実質3パターンの中からお店にあった入金サイクルを選ぶことができます。
振込手数料は三井住友銀行なら0円です。
じゃあそれ以外の銀行は・・・?
はい、後述しますが有料です。
stera packのデメリット3選
なにかと便利なオールインワンのstera packですが、もちろんデメリットもありますので次はそちらを説明します。
デメリットは以下の3選です。
- 毎月サービス利用料がかかる
- お店に光回線が必要
- 三井住友銀行以外は振込手数料がかかる
毎月サービス利用料がかかる
とても便利なサービスですが、利用料として月額3,300円(税込)がかかります。
せっかく手数料が安くても、毎月固定費が発生するのは大きな悩みどころです。
今や月額固定費のかからないサービスはたくさんあります。いくつか紹介しておりますのでぜひ読んでみてください。
⇨キャッシュレス決済の導入ならAirペイをおすすめする3つの理由
⇨楽天ペイをお店に導入するメリット5選【Airペイとの違いも解説】
⇨STORES決済ってどう?5つのメリットやAirペイとの違いを解説
たとえば手数料を2.70%と3.24%で比べた場合(=差0.54%)、3,300円の差額をうめるためには62万円/月の利用が必要です。
つまり毎月のカード決済が62万円以上のお店ならstera packがお得ですが、そうでなければ他社の無料サービスの方がコストを抑えることができます。
ただ単にキャッシュレス決済だけがほしいお店なら他社サービスを、キャッシュレス決済の利用も多いうえに付加価値もほしいお店ならstera packを選ぶ、というように決めると良いでしょう。
【2022年6月追記】
stera packでは、2022年6月1日以降に新たなプランとして「お試しプラン」が追加されました。
こちらは毎月のサービス利用料3,300円が、導入後1年間無料になるというプランです。
ただし決済手数料は上がりますのでご注意ください。
- 初期費用0円
- 月額サービス利用料3,300円→1年間無料
- VISA、Mastercard決済手数料2.80%→3.25%
- 2年目以降は自動的にスタンダードプランに変更(1年以内でもプラン変更は可能)
\ 初期費用0円、更に月額利用料も1年間無料! /
お店に光回線が必要
当たり前のことかもしれませんが、通信するための環境はお店側で整えなければなりません。
stera packは光回線を推奨しているので、なければ工事する必要があります。
Wi-Fiにも対応はしていますが、周囲の状況によっては接続が不安定になり使用できなくなる可能性もあるためおすすめしておりません。
不安なくサービスを利用するためには光回線が必須であり、stera packのサービス利用料に加えて通信費用や工事費用を考えるとかなりの費用になるため導入に際して大きなハードルとなります。
また店外に持ち出しての決済にも使用できませんので、そういった用途でも使用したいお店は別のサービスを選びましょう。
三井住友銀行は別サービスとして「Square」を提供しています。出先での決済にも利用したいお店はこちらを検討してみてもいいかもしれません。
Squareについてはこちらの記事で紹介しておりますのでぜひご覧ください。
⇨Square(スクエア)とは?複数ある決済端末の違いやメリットを解説
三井住友銀行以外は振込手数料がかかる
メリットでもお伝えしましたが、三井住友銀行なら振込手数料0円で入金してもらえるのに対し、それ以外の銀行では振込手数料220円(税込)がかかります。
月2回なら1か月440円、月6回なら1か月1,320円と決して無視できない金額です。(さすがに三井住友銀行以外の人が月6回は選ばないと思いますが・・・)
入金のたびに手数料がかかりますので、長く利用するほど損をするといってもいいでしょう。
三井住友銀行は言わずと知れたメガバンクですので、stera packを契約するなら口座開設すべきです。
POSレジとセットのプラン「stera pack POS」登場
2022年12月、stera packに新しいプランが登場しました。それが【stera pack POS】
stera packにPOSレジアプリが内蔵されており、キャッシュレス決済だけでなくレジ機能まで端末1台で完結できます。
stera pack POSを導入することで受けられる恩恵は以下の通り。
- 決済端末とPOSレジが端末1台で完結することでレジ周りがスッキリできる!
- スマホでバーコードを読み取るだけで、商品管理や棚卸作業が効率化できる!
- 売上や在庫状況がリアルタイムでわかり、売り逃しや過剰在庫の削減ができる!
キャッシュレス決済の導入だけでなくレジの新調も考えている人にはおすすめです。
次にstera pack POSの特徴を簡単に説明します。
\ stera packにPOSレジ機能もセット! /
「stera terminal」で簡単に操作できるシンプルなPOSレジアプリ
豊富なキャッシュレス決済だけでなく現金決済にも端末1台で対応できるため、レジ周りがコンパクト・省スペースになります。操作方法も非常に簡単。
全てタッチパネルで直感的に操作できるので、商品選択から決済までスムーズに完結。レジの環境がガラッと生まれ変わりますよ。
スマホでまとめてスキャン!棚卸や入出庫も効率化
面倒な棚卸や入出庫作業も、スマホで商品のコードを読み取るだけで簡単に完了。紙台帳も不要で業務の効率化が図れます。
操作方法も至ってシンプル。
専用のアプリで商品を撮影し個数を入力するだけ。他の業務の手を止めることなく、サクッと作業を終わらせられますね。
お店の経営をサポートする充実の管理機能
売上や商品の販売動向、在庫等をリアルタイムで自動集計してくれるレポート機能が完備されています。
レポートはカスタマイズできるので、自分好みの管理画面にすることも可能です。操作方法は以下の通り。
管理が面倒で苦手という人にはとてもありがたい機能です。
サービス利用料が月額9,900円かかる
「stera pack」ではサービス利用料として毎月3,300円がかかると説明しましたが、「stera pack POS」では毎月9,900円(税込)のサービス利用料がかかります。
また「stera pack POS」の導入には周辺機器を別途購入しなければなりません。それが以下の2点です。
レジ機能に必要なこれらの機器を購入する必要があるため、初期費用も少しかかります。
※バーコード読み取りによる会計を利用しない場合はバーコードリーダー購入不要。またお手持ちのキャッシュドロアーを利用する場合はキャッシュドロアーも購入不要。
サービス利用額も「stera pack」と比べて3倍の金額にはなりますが、これまで説明してきたように充実したPOSレジ機能がついておりますので、十分許容範囲ではないでしょうか。
もちろ月額9,900円というのは決して安い金額ではありませんので、お店の状況と今ご自分にとってどんな機能が必要なのかを十分に検討し、そのうえで利用したいと思われたならぜひ申し込んでください。
\ stera packにPOSレジ機能もセット! /
まとめ
以上、stera packのご紹介でした。
非常に魅力的なメリットがある反面、導入のハードルも少々高めです。
- 1台あれば幅広いキャッシュレス決済に対応できるオールインワン端末が0円で導入可能
- 手数料が業界最安水準なので、カード決済が多ければ多いほどコストが抑えられる
- 三井住友銀行なら月6回の入金サイクルでも振込手数料は0円
- 毎月サービス利用料が必要
- 安心して利用するには光回線を整える必要がある
- 有線での使用となるため、デリバリーのような店外決済はできない
チェーン店のようなある程度大きいお店ならまだしも、個人商店のようなお店には少々不向きかもしれません。
他社サービスでは毎月の固定費がかからず自由に持ち運びもできる端末もありますので、色々と見たうえでお店の条件にあったサービスをお選びください。
固定費がかかる端末も視野に入れて検討されているお店なら、stera packはかなりおすすめできる端末です。
これからもキャッシュレス決済のことで良い情報があればどんどん発信していきます。
ありがとうございました!
\ 【初期費用0円】サブスク型の決済端末 /