こんにちは、ヒロです。
・ドラゴンボールの新作映画って面白いの?
・本作はギャグ要素多そうだし楽しめるかな
2022年6月11日(土)、ドラゴンボールの新作映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開されました。
前作から約3年半ぶりということもあり、楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。
私は公開初日に観に行きました!
こちらの記事では、新作映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を観た感想をお話しします。
ストーリーのネタバレなしで紹介しますので、新作映画が気になっていた人はぜひお付き合いください。
- ドラゴンボールが好きな人
- ドラゴンボールの新作映画が気になっていた人
- 新作映画を楽しめるか不安に感じていた人
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』とは
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』とは、2022年6月11日(土)に公開された劇場版ドラゴンボール超の最新作です。
⇨『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』公式ホームページはこちら!
全世界興行収入135億円のメガヒットを記録した前作『ドラゴンボール超 ブロリー』から約3年半ぶりの新作ということで、世界中で大注目されていました。
前作に引き続き本作も原作・脚本・キャラクターデザインを鳥山明先生が務めており、これまでの劇場版では活躍の場が少なかった悟飯とピッコロにフォーカスをあてた作品となっております。
私は悟飯が一番好きなのでめちゃくちゃ楽しみでした!
もちろん悟空やベジータも登場するうえに前作では敵だったブロリーも再登場するということで、どのような展開になるのかとても気になりますよね。
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を観た感想
早速ですが、『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は実際のところどうだったのか。
結論から言うと、めちゃくちゃ面白かったです!
『ブロリー』にも匹敵するくらい面白かった!
前作がとても面白かったので本作を観る前までは若干の不安があったのですが、そんな不安も消し飛ぶほどの面白さ。
戦闘シーンの迫力はもちろん、『ドラゴンボール超』になってからは活躍の場が少なかった悟飯とピッコロにたくさんの見せ場があり、歴代のドラゴンボールファンの私としても大満足の出来でした。
過去の作品を彷彿とさせる演出やびっくりするような展開も多数ありますので、ぜひネタバレや情報収集をせずまっさらな気持ちで観に行くことをおすすめします。
ドラゴンボールが好きな人なら間違いなく楽しめる作品です。
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の良かった点
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』はなぜそこまで面白かったのか。
良かった点を次の3つの観点から紹介します。(ネタバレなし)
- ストーリー
- 迫力のある戦闘シーン
- 新しい映像表現
良かった点①:ストーリー
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のストーリーは以下の通りです。
かつて悟空により壊滅した悪の組織「レッドリボン軍」。
だがその遺志は生きていた!!
復活した彼らは、新たな人造人間「ガンマ1号&ガンマ2号」を誕生させ、復習へと動き始める。
不穏な動きをいち早く察知したピッコロはレッドリボン軍基地へと潜入するが、そこでまさかの’’最凶兵器’’の存在を知るのだった・・・・・・!!
パンをさらわれ基地へとおびき出された悟飯も参戦し、かつてない超絶バトルが始まる!!!!
果たして死闘の行方は!?そして、地球の運命は!?
引用:『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』公式ホームページ
最初にこのストーリーを見た時、正直少しがっかりしました。
というのも前作であの「ブロリー」と激しい戦いを繰り広げた後だったので、今更「レッドリボン軍」や「人造人間」とそこまで熱い戦いができるわけないと思ってしまったからです。
ところがその不安は、映画を観れば見事に吹き飛びました。
レッドリボン軍の人造人間たちと、思っていた以上に熱い戦いやドラマが繰り広げられたからです。
ギャグ要素が強いかと思われたストーリーですが、レッドリボン軍と戦う理由や敵側のバックボーンがしっかりと描かれており、穏やかな日常生活からすんなりと戦いに入り込めます。
敵である人造人間「ガンマ1号&ガンマ2号」もとても魅力的。彼らが戦う理由も彼らなりの正義に従ったものなので、敵でありながら全く憎めないキャラクターでした。
終盤では思わず涙しそうになるほどの見せ場もあります。
そして何より、悟飯とピッコロがしっかりと活躍するストーリー。
この2人が過去最高に格好いいです。
悟飯のことを誰よりも信じているピッコロ、そしてまた悟飯もピッコロのことを悟空以上に信頼している。
この2人の師弟関係は最高ですね。
悟飯とピッコロが好きな人は間違いなく観るべき作品です。
良かった点②:迫力のある戦闘シーン
本作の戦闘シーンもかなり見応えがあります。
悟飯&ピッコロVSガンマ1号&ガンマ2号、そこから様々なキャラクターが入り混じって戦いはどんどん激化していくのですが、何せ悟飯とピッコロが格好いいです。
ピッコロはこれまでの作品の中で一番見せ場があります。というか本作はピッコロが主人公と言ってもいいです。
目まぐるしく動くキャラクターたちと激しい技の応酬、そして次第に本来の強さを取り戻していく悟飯とそれを喜ぶピッコロ。
詳しくは語れませんが、特にラストバトルの迫力と最後の一撃は鳥肌もの。
過去のドラゴンボールを彷彿とさせる演出が随所に散りばめられており、旧作ファンなら思わずニヤリとしてしまうこと間違いなしです。
良かった点③:新しい映像表現
本作を観る前から不安だった点がもう1つありました。
それはキャラクターがフルCGで描かれていることです。
前作『ブロリー』では背景等にCGは使われていたもののキャラクターはしっかりとセル画調のアニメで描かれていましたが、本作はキャラクターも全てCGで描かれています。
動きはぬるぬると滑らかに動きますが、CGで描かれたキャラクターはドラゴンボールらしさがなくなるのではと不安になったのです。
ところがそんな不安も、10分もすれば消え去りました。
すぐに見慣れます!
それどころかキャラクターがCGで描かれたことで、戦闘シーンにもこれまでと違った迫力が生まれます。
肉弾戦は1つ1つがしっかりと丁寧に描かれ、空を飛んだ際も背景やキャラクターが縦横無尽に動き回る。
これまでのドラゴンボールとはまた違った良さがあります。
もしもこの先もドラゴンボールの新作が作られるのなら、今作のCGモデリングをそのまま使ってほしいと思えるほどです。
それほどに、今作の映像にはドラゴンボールの可能性を感じました。
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の気になった点
ここまで大絶賛してきた『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』ですが、気になった点はなかったのか。
全くないと言えば嘘になりますので、ネタバレにならない範囲で一点だけ紹介します。
気になった点:キャラクターの見せ場の少なさ
本作はタイトルの通り、様々な「スーパーヒーロー」が登場します。
主役である「悟飯」と「ピッコロ」を筆頭に、敵である「ガンマ1号&ガンマ2号」、悟飯の娘「パン」や「悟天」に「トランクス」や「クリリン」に「18号」、そしてもちろん「悟空」と「ベジータ」だけでなく前作の敵である「ブロリー」までも登場と、まさにオールスターと呼べる作品です。
ではこれだけのキャラクターが登場するのにどこが気になったのか。
それは「見せ場の少なさ」です。
やはりこれだけたくさんのキャラクターが登場するとなると、1人1人の見せ場も少なくなります。
特にブロリーのようなチートキャラは味方にいるだけで戦闘バランスが崩壊しますので、戦闘シーンはほとんどありませんでした。
それでも今作に登場したことで、今後も活躍の場が与えられるのではと期待が持てます。
本作ではあくまで悟飯とピッコロが主役であり、この2人の戦闘シーンや見せ場の多さは過去最高。
そして「最凶兵器」を打ち破るために、各キャラクターの存在も非常に重要になってきます。
時間の都合上仕方なかったとはいえ、せっかくこれだけのキャラクターが登場したのだからもう少し彼らの活躍も見たかったです。
まとめ:『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は傑作だ!
以上が『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を観た感想でした。
多少気になる点はあるものの、総じて本作は傑作と呼べるほどの作品に仕上がっています。クライマックスでは終始鳥肌が立ちっぱなしでした。
ですが正直なところ、本作は賛否両論分かれると思います。
でもドラゴンボールってそれでいいんです。
強くなったらそれより強い敵が出て、またそれより強くなる。
このインフレの繰り返しこそ、まさに『ドラゴンボール』なのです。
難しく考えず、勢いに身を委ねてシンプルに楽しみましょう。
そして最後に一言言わせてください。
やっぱり悟飯こそ最強だ!!
原作の頃から私はずっと悟飯押しなのですが、今作を観て改めてそう実感しました。
皆様もぜひ劇場で悟飯の格好よさを、そして「スーパーヒーロー」を体感してください。
なお本作をきっかけに過去のドラゴンボールの映画も気になった人は、こちらの記事で過去の作品を紹介していますので読んでみてください。
ドラゴンボールは、子供から大人まで楽しめる不朽の名作です!
ドラゴンボールがある日本に生まれたことに感謝しつつ、これから先もその良さが廃れることなく語り継がれていくといいですね。
ありがとうございました!